2007年10月29日月曜日

危険回避行動とスカートの中身

 自動二輪、つまるところ、バイク、の危険回避行動というのはバイク乗りが覚えておくべきことである。ライディングスクールなどでも積極的に教えられている項目であり、小回りの利かないバイクがどうやって、道に落ちている障害物など発見したときにどのようにハンドルをきり、バンクしてよけるか?という練習である。

 このコツとして、「障害物から目をそらす」というテクニックがある。障害物が気になるからといって、目を障害物のほうに向けていると、目だけではなく、体もそちらを向いてしまうため、バイクの車体もそちらを向いてしまい、逆に危険物を避けるのがむずかしくなってしまう。なので、たとえば道路上の落石といった障害物を見つけたらさっと避ける方向に目を向ければ、それだけで体はそちらを向くので楽に避けることができるというテクニックである。

 へーなるほどねーと思っていたが、それを実感する日がくるとは思わなかった。制服姿の女子学生が自転車で走行していたのを追い越そうとしたところ、狭い路地だったので彼女が後ろを振り向いて私を確認した後、さっと降りてくれた。おお、ありがたやーと追い越そうとすると、その彼女のスカートがサドルにひっかかってスカートの中身が丸見えに!もちろん私は!?!?と目が釘付け。車体は狭い路地で女子学生のほうをむき、追い越すどころか、彼女のほうに突撃!危うく彼女を轢くところであった。

 そういうわけでこのテクニックはつかえることが証明された!みんなも使うように!それにしても30前彼女いたこと無しの人間にとっては刺激が強すぎる出来事であった。