2007年8月1日水曜日

新ブラックジャックによろしく2

 相変わらずウツになる漫画だ。本当にここまで主人公を追い詰めて楽しいか?感情移入して読むとじゅーぜろウツになる。いやまぁ、それがいいんだが。追い詰める→主人公ががんばる→完全とはいえないがわずかな光が見える。という話が連続しているわけだが、最後の光が現実の医療とか環境とか世界とかからいって、現実味をもたせた光で、あまりにもわずかだから、最初にそこまで追い詰めなければならないのかな。
 主人公の色恋沙汰が楽しめないのが非常に無念。女の子と付き合ったり喧嘩したり別れ話がもめてみたりしないとこの感情とか状況とかはわからんだろう。このくだりはさっぱりわからん。わかろうとしてわかるもんじゃないだろうしな。「めんどくせーことになってんな」程度だが、付き合ってる男が「別の女の子に臓器を提供したい」と告白した環境でどうなるか?これは本当にありえそうでどういうオチがまってるのか?というのは楽しみだ。
 まあ本当に楽しみにしてるのは同作者の「特攻の島2」なんですけどね。